company会社案内

代表挨拶

中食産業の中核を
担う企業として

「ローソン」の中食事業に特化したメガベンダー

私たち日本デリカサービスは、日本クッカリー株式会社(1998年設立)と株式会社グルメデリカ(1990年設立)が合併し2024年7月に誕生いたしました。合併以前から両社では大手コンビニエンスストアのローソン社向け商品に特化しており、幅広いカテゴリーにて商品開発から製造・供給までを手掛けてきました。1日あたり180万食におよぶ食品の製造・供給を24時間・365日体制で行い、コンビニエンス・ベンダーとして高い顧客シェアを獲得してきました
昨今は人口減少による需要の減少や労働人口の減少、エネルギーや原材料価格の高騰など厳しい経営環境の中ではありますが、ニッスイグループの食品会社として、取引先とも協力し、お客様に常に安全・安心な商品を開発・製造して、健康でやすらぎ、楽しさのある食を便利に提供し、「中食業界をリードする企業」へと成長していきたいと思います。

「より良い食体験の提供、お客様の期待を超える」の思いが込められた社名

私たちの社名である「日本デリカサービス」には、日本の中食産業の中核を担う企業としての強い思いを込めました。
「デリカ」という言葉は、語源を辿ると「おいしいもの」という意味が込められており、私たちが高品質でお客様に喜んでいただけるおいしさを追求していくことを表明しています。
一方で「サービス」は、顧客や社会への奉仕的活動や役務提供を指し、私たちが持つ献身的な姿勢を象徴しています。
この社名には、より良い食体験を提供し、お客様の期待を超えていくという強い意志が込められています。私たちは日本の食文化に新しい価値を加え、おいしさと健康をもっと身近にしていくことで、お客様と社会に寄り添う存在となることをお約束します。

経営理念「おいしさと健康をもっと便利に」に込めた思い

「おいしさと健康を」には、おいしく、また「喫食して頂く全ての方々の健康に配慮した食べ物を届ける」は、食品会社の使命であるという意味合いを込めました。
「便利に」には、おいしさと健康に加え、手軽さや時短可能性を備え、身近で使い勝手良く、豊かさを感じていただける様々な商品を提案し、生み出していくことを意味しております。
「もっと」という言葉で前に進んでいく力強さ、成長性、継続的な取り組みを表現しました。
お客様に提供すべき価値をモノでなくコト(体験)として表現し、その価値の提供を通して、笑顔で幸せになり、おいしいひと時(団欒)を届け、ホッとする安心感を届けます。

これから先、当社が目指していくもの

当社が今後も安定した成長を続けていくためにも、コンビニエンスストア・ベンダーとしてローソンに特化した事業展開は変わることがありません。その確固たる協力関係を維持しながら、合併により2社が築き上げてきた機能を統合することで、生産性の向上と開発力の強化を図っていきます。
また、持続可能な循環型社会を構築する社会的責任の一端を担うべくサステナビリティの取組みをさらに強化し行っていきます。私たちの事業ではお弁当などの容器に多くのプラスチックが使用されていますが、食べ終わった後の廃材が海をはじめとする環境に悪影響を及ぼすことが問題視されています。それに加えて食品廃棄によるフードロスの問題など、私たちは様々な環境問題への対策が求められています。
少しでも自然環境の保全に貢献できるよう、当社ではISO14001の認証取得、そして廃棄物の削減に対する様々な取り組みを行っています。それと同時にたくさんのお客様に対して、より安心して美味しいお弁当などを召し上がっていただくため、特に工場における安全対策の強化にも取り組んでいます。これは商品の安全面はもちろんのこと、そこで働く従業員の安全確保も含まれています。

こうした取り組みの根源にあるのは、美味しいものをつくり、たくさんのお客様に喜んでいただきたいという思い。『ローソンのお弁当って美味しいよね』と褒めていただけるよう、これからも従業員が一丸となって邁進していく所存です。

株式会社日本デリカサービス
代表取締役社長執行役員
奥村 英世